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新入社員は宇宙人?

「最近の若者のことは分からない。」「本当に、何を考えているのだか・・。言語が違うみたい。」「宇宙人だよね。」

そんな、社会人経験も長いベテランの声がよく聞こえてくるでしょう。宇宙人なんて、ずいぶんな言い草ではないか、と現役新卒1年目の人は思うかもしれません。

しかし、この「最近の若い者は・・」というセリフは、何も現在の新卒の人々だけに向けられたものではありません。

現在でこそベテラン社員をしている彼ら・彼女らもまた、新卒1年目には、同じセリフを先輩から言われていたはずなのです。

私が社会人1年目の頃は、憚りながら、自分は真面目で常識的な若者だと本当に信じていました。

おそらく、今まさに1年目の人も同じように感じているでしょう。おそらく、そうなのかもしれません。

ですが、ジェネレーションギャップとは恐ろしいもので、ひとつでも世代が違うと、その世代ごとの「常識」は大きく異なっており、その結果、「最近の若い者は分からない・・」という件のセリフに繋がるのです。

ひとつ、例を挙げましょう。新卒1年目のあなたのために、部署の先輩方が歓迎会を開いてくださることになりました。しかし、指定された日は、あなたには先約がありました。この場合、あなたはどうしますか?

おそらく、世代によってずいぶん考え方が違うでしょう。30代以上の方は、「承諾し、自分の先約の方を調整する。」と答える人が多いのではないでしょうか。

もちろん、20代の人でも同じように答える人はいるでしょうが、きっぱりと断り、別の日に調整してもらう、と答える人も一定割合以上いることでしょう。

私の知り合いには、さらにツワモノもおり、「その歓迎会は、会社の行事ですので会社による拘束時間になります。残業代は出るんですか?」と答えた人もいました。

確かに、ここまでくると、若者が・・という以前に、おいおい、、と言いたくなってしまう人が多いと思いますが、よく考えれば、その主張にも一理あるかもしれません。

労基法が昔より厳密になり、かつ、ワークライフバランスとかプライベートライフの重要性が見直されている昨今、会社の飲み会だからといって無条件に拘束されるのはどうなのだ、という考え方にも合理性があるでしょう。

社会常識や風潮、人の考え方は、特にグローバリズムが進む最近では目まぐるしく変わります。

将来は、あなたの後輩が、もはや全員日本人であることすら珍しくなっているかもしれません。

そうすると、「今の若者は分からない」の分からないレベルがさらにアップするかもしれません。その時、分からないなら分からないでしかたがありませんが、宇宙人扱いはしないであげましょう。

自分もその昔、宇宙人であったのですから。「おっと」と思うビックリな発言が出ても、その発言の裏にはいったい何があるのかを察してあげられる、柔軟性のある大人になりたいものですね。

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