新卒で仕事を辞めたいとき

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新入社員と雑用

「新入社員の仕事は雑用である。」「雑用であっても立派な仕事だ!」

どちらも、よく聞くフレーズですよね。そして、どちらも正しい意見です。

新入社員の仕事は、まずは社会人としての基礎を学ぶことから始まります。基礎。それは、確かに別の言葉に言い換えると「雑用」の称されるものもあるのかもしれません。

例えば、電話番、お客様へのお茶出し、コピー取り、資料まとめ、宴会の幹事・・・。

しかし、この雑用がきちんとできていない大人は、一人前のビジネスパーソンとしてみなされないものです。これは精神論の話ではありません。雑用のやりかたひとつに、その人の個性や工夫が現れるものです。

例えば、電話番について考えてみましょう。電話が鳴りっぱなしなのに、誰も取ろうとしない。どのオフィスでもよく見る光景ではないでしょか。

電話が鳴っている、つまり、その向こうで待っている人がいるわけです。それは、社内の人かもしれませんし、間違い電話かもしれません。

しかし、大事なお客様からの電話である可能性だって大きいのです。

それを、公然と「自分の仕事じゃないから」と言わんばかりに無視をする大人を見て、あなたは「できるビジネスパーソンだなぁ」と感心するでしょうか。

「偉い人は電話など取らなくてよい」と思うでしょうか。役職が高かろうが、低かろうが、褒められた行為ではないでしょう。

すっと電話をとって、「大変お待たせいたしました。」から言える人、その後の対応も、さっとメモを取って円滑に引き継げる人こそ、本当にできるビジネスパーソンでしょう。

また、よく新入社員から「なんで自分がこんなことをしなければならない・・」という不平不満を聞きやすい、宴会の幹事。

これも、実はきちんとやろうと思ったらその人の才覚がはっきりと表れる仕事なのです。

ここで見られるのは予算管理も含めたプロジェクトの推進力、そして、人への気配りです。決して、宴会の場でイッキ飲みをして裸踊りを踊って・・・ということが新人に求められている期待ではないのです。

実際にそういったものを求めている古いタイプの上司もいるかもしれませんが、そうであればなおさら、あなたの案件遂行力を誇示する絶好のチャンスです。

予算内で、みんなが満足できるお料理やお酒を手配できるか。会場の場所はオフィスから歩いて行ける距離か。お酒が飲めない人や食べ物にアレルギー・好き嫌いがある人でも対応できる内容か。リサーチの能力が問われます。

そして、会場においても、皆が気持ちよく過ごせているか、注文は十分か、会話は弾んでいるか、二次会の会場の準備を始めるタイミングはいつか・・・。気配りが問われます。

こういった、いわゆる雑務をいかに効率的に、いかに円滑にこなせるかで、その新入社員のポテンシャルを評価しているといっても実は過言ではないのです。

「自分は雑用などやりたくない。早く大きな仕事がしたい。」と思う新入社員もいるでしょうが、雑用すらうまくこなせない人材が、大きな仕事をハンドリングできるとは思わない方がいいでしょう。千里の道も一歩から、です。

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